2019/05/29
2019年5月25日、26日に山梨県韮崎市のアメリカヤ5Fで開催した
「心刷展」が無事に終了いたしました。
初の主催イベント且つ、告知が直前だったにも関わらず、
山梨県内外からたくさんの方が足を運んでくださいました。
こだわりの作品展示や販売のほか、篠原紙工さんのブースや、
CMYKの網点がのぞけるコアな体験ブースなども!
1日目は『印刷とクリエイティブの理想的な関係』をテーマに、
加藤将太さん(OVER THE MOUNTAIN)による進行のもと、
デザイナー大西真平さん、デザイナー北原可菜さん(CUMU)、
イラストレーター小幡彩貴さんをお招きしトークショーを開催。
この心刷展にあわせて印刷トライアルとしてポスターをデザインしていただき、
実際に刷り上がった実物を会場の皆さんにもご覧いただきながら、
デザインに込めた想いや完成までの印刷プロセスをお伝えしました。
紙質や使用インクによって色の出方が異なることや特色とCMYKの違いなど、
会場のお客様も印刷の奥深さを楽しんでいただけた様子でした。
2日目は『印刷と特殊製本・特殊加工の可能性』というテーマのもと、
有限会社篠原紙工篠原社長と弊社営業との対話形式で、
「篠原紙工×藤原印刷」で実現した作品のご紹介や特殊な作品が
どのようなプロセスを経て作られたのかをお話ししました。
篠原紙工さんがはるばる東京からご持参くださった
「ハイデルベルク製ミニチュア折り機」は世界に数台しかない貴重なもので、
なんと、紙が機械の中で折られていく工程を間近で見ることができるのです!
みなさん実際に自分でハンドルを回して「なるほど~!」と納得されている様子でした。
その他、製本技術を活かして作られた紙のピアスもとても素敵でしたよ。
初めての取り組みでしたが、みなさんがいい笑顔で帰っていかれるのを見て、
とても嬉しくなりました。
第2弾もぜひ、ご期待くださいませ!
ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さま、2日間本当にありがとうございました!
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